レイブとは、ダンス音楽を一晩中流す大規模な音楽イベントやパーティーのことである。毎週決まった場所で行われるクラブイベントなどとはことなり、屋外や特別な会場で行われる、一回限り(もしくは年一回など)のイベントであり、また規模も通常のクラブより大きい事が殆どである。レイブの語源は、ロンドンのジャマイカ系移民の俗語でパーティーを意味している。
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現在見られるようなレイブが生まれたのは1980年代後半の英国である。それまで若年層の夜間の娯楽は屋内を舞台とすることが多かったが、アシッドハウスとテクノという当時最新の音楽の流入と、エクスタシーなどの多幸系ドラッグの流行により大きくその志向が変化した。レイブの原型は、当時の若者たちが、それまでのナイトクラブやディスコになかったまったく新しいパーティー経験と音楽を求めて、ウェアハウス(倉庫)や郊外の廃屋や農場などを利用してフリー(無料)・パーティーを自らの手で開いたものである。
こうした「レイブ」の開催や集客は既存メディアや音楽業界に頼らず、もっぱら口コミだけで行われたが、やがて毎週末、辺鄙な場所にあるレイブ会場にレイバーと呼ばれる参加者たちが集まるようになってくる。