F-4の大きな特徴に、無給油で4,260kmを飛行できる航続距離が挙げられる。二基のエンジンを持つものの、胴体内に六個と主翼内に二個のタンクに加え、胴体下の600ガロン増槽と主翼化の370ガロンの増槽の総計は3,370ガロン (12,460L) と当時の群を抜く搭載量だった。空中給油能力も合わせるとパイロットの耐久力の許す限りの航続時間を持つこととなった。
また、アメリカ海軍初の複座型艦載戦闘機であることも特徴となっている[4]。F-4では前席にパイロット、後席にレーダー・航法担当のレーダー迎撃士官が搭乗する。
コックピット前席の前面計器盤は円形のレーダースコープを中心として、中心部にコンパスや水平儀等の操縦関係の計器、左には操作系、右には警告灯、下側には油圧系統のメーターやゲージが備わり、サイドコンソールに各制御スイッチが配置される。
後席の前方視界は殆どなく、レーダー迎撃士官はパイロット用の射出座席、つまりパイロットの背中部分に備わったレーダースコープや各種計器を使用し、機内の通信装置を用いてパイロットに現在の位置や周囲の状況を伝える。後席右パネルの操縦桿状の物はレーダー操作用のスティックである。なお、空軍向けの派生型においては、後席にも操縦系統を設けている。前後席ともに空戦時の後方確認用にキャノピー枠内側に凹面鏡のリアビューミラーを備えている。
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